スコアエリアの拡大/縮小
スコアエリアの画面の大きさを変える方法はいくつかあります。
- ウィンドウの四隅に現れる斜めの矢印をドラッグすると、縦横等倍で拡大・縮小します。
- ウィンドウの縦の境界線にカーソルを合わせて表示される矢印「↔︎」をドラッグすると、その縦の境界線が左右に拡大・縮小します。
- ウィンドウの横の境界線にカーソルを合わせて表示される矢印「↕︎」をドラッグすると、その横の境界線が上下に拡大・縮小します。
- メニューバーの[表示] – [フルスクリーンにする]を選ぶか、ウィンドウ上隅に表示されるボタン
をクリックすると、フルスクリーン表示になります。元の状態に戻すには、カーソルを画面上端に当て、メニューバーの[表示] – [フルスクリーンを解除]を選ぶか、
をクリックします。
- ウィンドウ上隅に表示されるボタン
にカーソルを合わせるとオプションが表示されます。
- 「ウィンドウを画面左にタイル表示」をクリックすると、ディスプレイの左半分にnotionが表示されます。
- 「ウィンドウを画面右にタイル表示」をクリックすると、ディスプレイの右半分にnotionが表示されます。
- この操作の後にnotionウィンドウ内をクリックすると通常のフルスクリーンになり、notionウィンドウ以外の場所をクリックすると通常の表示画面に戻ります。

表示の拡大・縮小
スコアエリアに表示されている画像自身の大きさを拡大・縮小することもできます。
- プログラムで設定された倍率で画面の拡大・縮小を素早く行うことができます。
- 拡大:ショートカット〈 Win : *Ctrl + = / Mac : *⌘ + Shift + – 〉または、メニューバーの [表示] – [拡大]
- 縮小:ショートカット〈 Win : Ctrl + – / Mac : ⌘ + – 〉または、メニューバーの [表示] – [縮小]
- 〈Win/Mac : Ctrl 〉キーを押しながらマウスのホイールを回すと、拡大・縮小が行えます。
- ダイアログボックスを開いて倍率を指定することができます。
- メニューバーの [表示] – [任意のサイズで表示]を選ぶか、ショートカット〈 Win : **Ctrl + Shift + – / Mac : ⌘ + Shift + ; or ⌘ + (テンキーの)+ 〉
- 倍率を入力するダイアログボックスが表示されます。
- 数字を入力して[OK]ボタンをクリックします。「100」が基準値で「100%」を意味し、それより大きい数字が拡大、小さい数字が「縮小」になります。

*「=」は「-」キーをシフトして入力する文字なのでショートカットでもシフトが必要です。英語版のマニュアルではシフト指示が抜けています。テンキーでも動作しました。ただしMac環境では確認できましたが、Windowsでは未確認のため、そのままの表記にしてあります。コメントをいただけるとありがたいです。
**英語版のマニュアルでは〈Ctrl + Shift + – 〉になっていますが、それでは通常の拡大とかぶっています。Mac環境では「+」で動作しました。
ページ表示方法
譜面のページをどういう方法で表示させるかは3つの選択肢があります。
ページを横スクロールで表示する
楽譜や横書きの書籍同様、ページを横にめくるタイプの表示方法です。

この表示方法にするには、メニューバーの[表示] – [ページ横方向]を選びます。
ページを縦スクロールで表示する

この表示方法にするには、メニューバーの[表示] – [ページ縦方向]を選びます。
フォルではこの設定になっています。
連続表示
これは特殊な表示方法です。全てのパートが横方向に途切れることなく表示されます。左端には音部記号・調号・拍子が常に固定して表示されます。Excel等の列固定と似た表示方法と言えるでしょう。

この表示方法を選択するには、メニューバーの[表示] – [連続]を選びます。
特定パートを隠す
譜面の入力・編集時に表示が不要なパートがあれば、一時的に隠しておくことができます。スコアセットアップボタンをクリックするか、メニューバーの[スコア] – [スコアセットアップ]を選ぶか、ショートカット〈 Win : Ctrl + T / Mac : ⌘ + T 〉を使って、セットアップ画面に切り替えます。隠しておきたいパートの「目玉ボタン」
をクリックして白色表示にしてセットアップを終了すれば、編集画面で非表示になります。
一つのパートだけ表示する
「目玉ボタン」では、特定のパートを隠して入力・編集作業を行えます。けれども一つのパートだけを表示したい場合は、もっと簡単な方法があります。「ダイナミック・パート」を使います。
メニューバーの[スコア] – [ダイナミック >]を選ぶと、スコアを構成するパートが表示されます。その中から、単独で表示させたいパートを選びます。
このモードで行った操作はすべて、スコアに反映されます。
記譜の大きさの変更
音符・休符や記号類の大きさを変えることもできます。大きくするに従って、ページあたりの小節数は減っていきます。
メニューバーの[スコア] – [フルスコアオプション]を選ぶとダイアログボックスが開きます。[レイアウト]タブを選びます。

「記譜サイズ」のドロップダウンリストでサイズを指定できます。ここでの選択肢は「3.0〜7.0」になっていますが、「3.8」等の実数を入力することもできます。また現実的でありませんが、「7.0」以上の大きな数字を入力することも可能です。[OK]ボタンをクリックして確定させます。
記譜スタイル
一部のテンプレートを除いて、デフォルトの記譜スタイルは「標準」に設定されていますが、これを「ジャズスタイル」に変更することもできます。「ジャズスタイル」ではテキストや記号類が手書き風に表示され、それは印刷にも反映されます。設定を変えるには、前項同様にメニューバーの[スコア] – [フルスコアオプション]を選び、[レイアウト]タブの「記譜スタイル」のドロップダウンリストで「ジャズ」を選びます。
小節番号の設定
小節番号に関するさまざまな設定をすることができます。
小節番号の表示方法
小節番号をどうやって表示するかを設定できます。デフォルトでは各段の最初の小節に小節番号が表示されています。これは「大譜表ごと」という設定です。
- 小節番号を全小節に表示するには、メニューバーの[スコア] – [フルスコアオプション]を選びます。ダイアログボックスで[レイアウト]タブを開き、「小節番号」のドロップダウンリストで「小節ごと」を選んで[OK]ボタンをクリックします。
- 小節番号を非表示にするには、前項同様にドロップダウンリストを開き、「なし」を選んで[OK]ボタンをクリックします。
小節番号の振り直し
任意の小節から小節番号を新たに始め直すことができます。小節番号をダブルクリックして、新たに始めたい番号を入力して、枠外をクリックすれば確定されます。

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